開催しました! もぎたてレモンサワーの美味しさ、実証実験ツアー!

沼津の魅力を体感するツアー!

1月25日(土)に、沼津コート第一弾のツアーを開催しました!ららぽーと沼津内にある「沼津コート」は、静岡東部のモノ、コト、ヒトをつないで地元地域の魅力を発信していくコミュニティスペース。今回の企画は、いつもの場所を飛び出して、実際に沼津や静岡東部の魅力を体験してもらおう!という想いから生まれました。日本一高い富士山と、日本一深い駿河湾に囲まれ食材の宝庫である沼津で、まず着目したのが西浦地区で栽培されている西浦レモン。そこから生まれた「自分で収穫したレモンでレモンサワーを作ったらどんなに美味しいかを実証実験するツアー」、当日の様子をまるごとレポートしていきます!

沼津コートを見学し、BBQ用の地場野菜や干物を選ぶ!

まずはららぽーと沼津内にある「fish market SAMASA」で干物を購入。沼津港で水揚げされた魚介類を自社便で直送した佐政水産直営鮮魚店です。沢山の種類があって迷いに迷った結果、サバの醤油干し、アジと金目鯛をセレクト。「こんなの初めて見た!」とみんなが驚いた深海エビの「コシオリエビ」と、「チーズと一緒に焼いて食べよう!」とシラスも購入しました。

八百屋REFSに立ち寄り、地場野菜を購入!

さてバスで向かったのは、沼津駅近くのREFS。沼津コートのスーパーバイザーである小松浩二さんが2009年にオープンした八百屋。見たことのない野菜もあってみなさん興味津々。カラフル人参、大浦ごぼう、菊芋、みどり大根、むらさき大根、紅芯大根、生きくらげなどをゲットしました。

久保田農園にて、レモン狩り体験!

食材が揃ったところで、レモン狩りに向かいます!ららぽーと沼津から南に車を走らせること約40分。海の景色を楽しんでいたら、久保田農園に到着しました。

海と山に囲まれた西浦地区にて、17代続くみかん農家を営んでいる久保田農園では、穏やかな気候と山の斜面を利用して、温州みかんを中心とした柑橘類を栽培。西浦の海で収穫したひじきを鉄釜で茹でた乾燥ひじき、原木栽培の干し椎茸も取り扱っています。久保田さんに出迎えていただき農園を進んでいくと、レモンが沢山!爽やかな香りにくすぐられ期待が高まります。
カゴとハサミをお借りしたら、いよいよ収穫スタート! レモンのヘタのあたりを慎重にハサミでカットしていきます。最初は控えめに目の前にあるレモンの収穫をしていたのですが、実際にやってみると楽しくて大盛り上がり!「あの高いところにあるレモンが美味しそう!」と、枝を引っ張って、精一杯背伸びしてゲットしたりも。ライムや「レモネード」などの柑橘も収穫し、「それぞれ香りが全然違う!」と楽しみました。ちなみに「レモネード」は飲み物の名前ではなく、西浦地栽培される新品種の柑橘。見た目と香りはレモンに似ていますが、強い酸っぱさはなく、レモンの風味を残しながらみかんのように甘い爽やかな美味しさが特徴。皮をむいてそのまま食べられます。皮が薄くて果肉がギュッと詰まっていて、見るからに美味しそうですよね…!待ちきれずに、1人、また1人とパクリ。最後には沢山のレモンが集まりました。ハイジに出てきそうなブランコもありました。楽しすぎてこの笑顔! 目の前には海が広がる、最高なロケーションでした。

レモンサワーづくり体験!

レモンで重くなったカゴを見晴らしのいい場所まで運んだら、お待ちかねのレモンサワーづくり! 地元・高嶋酒造の米焼酎「第壱峰」や、レモンの味を邪魔しないスッキリとした味わいの甲類焼酎、収穫したばかりのレモンを贅沢に使って、自分好みの1杯をつくりました。
特に好評だったのは、①お酒と氷の入ったカップにレモンの果汁をたっぷり絞り、②絞ったレモンの皮でカップのふちをぐるっと一周なぞってから入れて、③ソーダを注ぐ作り方。それだけで、レモンの香りが広がって、一層美味しく感じられました。そのフレッシュな美味しさは、思わず歓声が上がるほど! 高嶋酒造さんの米焼酎とレモンの相性も抜群で、2杯目、3杯目とぐんぐんお酒が進みます。それぞれ海を見ながら思い思いに飲んで、話して、写真を撮って、楽しみました。
ひじきが練り込まれたパンにたっぷりのしらすを挟んだサンドイッチと、みかんを挟んでクリームを乗せたサンドイッチは、久保田さんからの差し入れ。しっとりふわふわで絶品!パン工房を準備中とのことで、商品化がとても楽しみです。

The Old Busさんで絶景とレモンドリンクを堪能

レモンサワーを堪能した後は、2018年末に沼津の若松海水浴場前にオープンしたチルアウトスペース(過ごし処)、The Old Busへ。

横浜で親しまれていた「Busバー」が壊されると聞いたことから、新オーナーとして舛本弘毅・佳奈子夫妻が名乗りを上げ、沼津に移動させたそう。車内はカウンター席とラウンジ席があり、お天気の良い日には、駿河湾に浮かぶ富士山を眺めながらお酒を楽しむことができる絶好のロケーションです。バスの天井に名刺が隙間なく貼られているのも、いかに多くの方々にこのバスが愛されてきたのかがわかり、とても素敵でした。今回は特別に、西浦レモンを使ったドリンクを多数ご用意いただきました。特に人気だったのがソルティードック。「こんなに美味しいのは初めて!」と、海を眺めながら贅沢な時間を堪能しました。そして、お待ちかねのBBQもスタート! カラフルな野菜や干物、コシオリエビ、天城軍鶏などがグリルに並びました。駿河湾のきれいな黒潮から生まれた戸田塩や、うずわみそ、心のぽんず、牛山精肉店のスモーク岩塩、白糸唐辛子のアリッサなど、こだわりの調味料も美味しい。
日が落ちて電気をつけると、一気にムードのあるロマンチックな雰囲気に変身しました。

さいごに

第一弾ツアーの参加者からは、「絞りたてのレモンサワーがこんなに美味しいなんて!」「また沼津に遊びに来たい!」との声が寄せられました。ガイドをしてくれた八百屋REFSの小松さん、レモン狩り体験をサポートしてくれたくぼた農園の久保田さん、「人生最高の美味しさ!」と評判だったソルティードックをはじめ、西浦レモンのドリンクを多数ご用意くださったThe Old Busの舛本さんご夫妻など、地元の方々と距離が近いのも今回のツアーのポイントでした。沼津コートでは、次回のツアーも絶賛企画中ですので、楽しみにしていてくださいね! 参加してくださったみなさん、ありがとうございました!